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昨日、無事卒展が終わりました。
あんなに準備が大変だったのに、終わるとなんともあっさりで。
今日は搬出だったのですが、夕方友達と街をふらつきながら「そう言えば卒展終わったんだった」と。
期間中多くの方に見ていただいて、直接感想や意見を聞いて、
笑ったり、悩んだり、新しい発見をしたり、とても良い経験ができました。
しかし、もう終わったのか・・・いつの間に・・・という感じです。


大学院に入って、魚シリーズ以外の新しい引き出しを増やそうと
人物画に取り組んできました。

ありがたいことに、優秀賞をいただきました。
大学院芸術文化専攻の括りの中なので、日本画・洋画・彫刻・工芸・美文・歴産の大学院生の作品から最優秀賞1人、優秀賞2人だそうです。
ちなみに、最優秀賞はここでも度々出てくるハムちゃんこと原田圭がとりました。
悔しいと思う反面、納得です。



正直、修了制作として描いた作品は満足感も達成感も低く、仕立て上がりを見て、これを出してもいいものかと頭を抱えました。
加筆したいけど出来ないし・・・ヤバイヤバイとずっと言っていたので友達にはウザったい存在だったと思います(苦笑)
実際、仕立て上がった作品を見てある方に「習作に見えてしまう」と言われましたが、「何を?!」と思わず、「あぁ、なるほど・・・」と、すんなりその言葉を受け止めてしまっていました。
卒展始まる前です。


勿論力を出し切って描き上げたのですが、仕立てに出して15日ぶりに見る作品というのはとても冷静に見れるのです。
技術に走ったくせに技術も大して高くなく、空間の取り方も人物の形の取り方も、絵の内容も微妙。そんな感じです。
自分の力が無さをありありと見れた、自分にがっかりした
という言葉が一番かもしれません。


講評やイベントのトークでは褒めていただきましたし、優秀賞もいただけたので評価していただけたのは嬉しく思います。
ただそれに自分の気持ちと言いますか、考えがついていけていません。
嬉しい反面、いただいても良かったのかと。本当にそんなレベルだったのかと。
いろいろな知り合いに「優秀賞とったー!」とテンション高く言ってましたが。卒展のノリって怖い(笑)


2年間の集大成を出すべきところで、明らかな途中段階での発表となってしまいました。


院1年の前半は絵が描けなくなってしまっていたので、絵をちゃんと描いていた期間は1年半ですが、うーん。もっと頑張れたんじゃないかな。
もちろん1年半で新しい自分を生み出し完成形までもっていけるとは思っていませんでしたけど、もっと成長出来ても良かったんじゃないかと。
反省の残る大学院生活となってしまいました。

もちろん後悔はしていないです。
頭で考える時間が長すぎたかな。もっと素直に描けるようになればいいのかな。



こんだけいろいろ言いましたが、卒展の東京展に作品は出しますので(笑)
教授から「メインを含め4点持っていこう」と言われ「え?!そんなに?!」とデカい声で言ってしまいましたが(笑)
いろいろ話して3作品持っていくことになりました。
東京展、よろしくお願いいたします。

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