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お久しぶりです。
展示ラッシュが終わり、ゆったりとした時間を過ごしています。
HPの更新を全くしていないので、いい加減やらなくてはと思う日々。

とかいいつつ、先日京都と大阪に行ってきました。
突然決めて突然行きました(笑)

京都は滞在時間4時間というもったいない感じでしたが、伺いたいと思っていた彩雲堂さんへ行き絵具を買ってきました。
そして、以前一緒に展示をしたことがある鈴木祥太君が働いているお店を訪問。働きながら作家活動を続ける仲間として頑張ろう!と、お互いを激励してきました。
そんな鈴木君、来月個展があるとのこと。私も伺います。


Shota Suzuki solo exhibition  "SECRET GARDEN"
pragmata(東京都 中央区八丁堀 2-3-3 3F)
2015年10月2日(火)~10月11日(日) 
12:00~19:00 会期中無休 最終日18:00迄



一泊して大阪では人物スケッチをしてきました。
自分の考える美人画、男女の性別を超えた美しい人を描くというのを以前からやりたくて。その考えに合う方とお会いしてきました。男性です。
日々お手入れをされているとの事で、私よりもお肌や髪が綺麗でした。私も見習わなければ(笑)
でも女性になりたいわけではないため格好は普通の男性。表情も男性に見えるときと女性に見えるときがあって、描きながらプチパニックを起こしていました(笑)綺麗なんだけどかっこいい、かっこいいけど綺麗。柔らかい空気をまとっており、不思議な魅力を持つ方でした。そしてとにかく目が綺麗。
私が感じた魅力が伝わる美人画を描ければと思います。本画制作早くしたいな。

靱公園でスケッチしていたのですが、そこにモデルの彼が好きだという梶井基次郎の石碑があり、檸檬が置いてありました。彼にいろいろお話を聞いたので、普段全然本を読まない人間ですがこれを機に読んでみようと思います。
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現在、成城さくらさくギャラリーでのグループ展に出品している物です。



人物は「戦闘装備図」。
人物作品では初めてこの女の子のストーリーというか、
「これからこの子は・・・」というのがあるのですが、皆様はどう思われるでしょうか。




魚の方は「35.6594 139.7004」。
3月の個展に出しましたが、サイズを変えてみました。
自分の絵を切るって結構勇気いりますね。
タイトルの数字はある場所を示し、その場所とその場にいる人々を描きました。私が一番東京らしいと、良くも悪くも冷たく感じる場所です。タイトルの意味を知りたい方は、是非グーグルマップにコピペ検索してみてください。

11月17日までですので、よろしくお願い致します。
9月になり、山形はだいぶ涼しくなってきました。
まぁ・・・日中は30℃は超えているようですが。
朝と夜は涼しく、一番過ごしやすい気温となっています。


さて。やることもある程度落ち着いてきたので、そろそろ実験を始めようかと思っています。

それは大学院の頃から言われていたことなのですが、
軟水と硬水で描く違い。
硬水で描くと墨が画面の上で散らばる、と聞いたことがあるのですが、
聞いただけで実践していないのです。
散らばろうが操作し難かろうが、その癖をつかんで上手く制作で使えるのならば・・・

どう散らばったか実物を見ていないので何とも言えないのですが、
とりあえず日本で買える海外のミネラルウォーターを買って実験してみたいと思います。

考えているのは

①ドーサ:軟水 溶き水:軟水 画面に刷く水:軟水
②ドーサ:軟水 溶き水:軟水 刷く水:硬水
③ドーサ:軟水 溶き水:硬水 刷く水:軟水
④ドーサ:軟水 溶き水:硬水 刷く水:硬水
⑤ドーサ:硬水 溶き水:軟水 刷く水:軟水
⑥ドーサ:硬水 溶き水:軟水 刷く水:硬水
⑦ドーサ:硬水 溶き水:硬水 刷く水:軟水
⑧ドーサ:硬水 溶き水:硬水 刷く水:硬水

以上!書き出していて訳わからなくなってきましたが(笑)、結構実験するのが多いですね。

硬水について少し調べましたが、うーん、いっぱいある。
なので軟水寄りの硬水、硬水、超硬水、という3つくらいでやってみようと思います。
ちなみに軟水は水道水でやります。



どんな結果になるか全くわかりませんが、楽しんでやりたいと思います。


とりあえずウィキで硬水を調べた時に気になった一文


『絹を精錬するとき絹が固くなる水』


うーん・・・仕立てに影響が出てくるでしょうか?
そこらへんも良く見ながらやってみたいと思います。


ここに書いたつもりでいましたが、まだ書いていなかったと今日気付きました。
展示お知らせの掲示板をご覧になった方はご存知と思いますが、
4月25日から銀座三越でのグループ展に参加します。


「マイ・ファースト・アート」
2012年4月25日(水)~5月1日(火)
銀座三越8階ギャラリー


初めてのデパートですドキドキ。。。

出品作品は先月のSHINSEIDO SELECTION vol.2に出品していました
「阿弥陀の行方」と「はるをまとうと」です。

今日は展示前に作品についてちょろっとお話ししてみたいと思います。


まず、「阿弥陀の行方」。
新生堂HPで見られるので、アドレス書いておきます。
http://www.shinseido.com/ex/2012/01/shinseido-selection-vol2-exhibition.html
これはシシャモを描いたのですが、シシャモって売られているとき
口にストローが通してありますよね。あれが縦軸で、シシャモが横軸なんです。

そうですあみだくじです。

タイトルの阿弥陀はあみだくじのあみだ。
なので本当は「あみだくじの行方」なんですけどね。

さてここで阿弥陀如来についてですが↓
阿弥陀如来(あみだにょらい)とは、大乗仏教の如来の一つである。梵名は「アミターバ」、あるいは「アミターユス」 といい、それを「阿弥陀」と音写する。梵名の「アミターバ」は「無限の光をもつもの」、「アミターユス」は「無限の寿命をもつもの」の意味で、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。無明の現世をあまねく照らす光の仏にして、空間と時間の制約を受けない仏であることをしめす。(wikipediaより)

ここで私の絵に戻りますが、私の描いている魚は食べるようにスーパーで売られているもので、言ってしまえば死体です。ほとけさんです。ですが私が絵に描くことにより腐りもせず、(干されてはいますが)生きていた時の美しさを残したままでいられるのです。

つまり。


描いたシシャモ=空間と時間の制約を受けない仏=阿弥陀







大塚、意外と考えてる・・・・・!





(笑)







さて、もう一つは「はるをまとうと」。
こちらは写真をアップしていないので言葉で説明になりますが、絵は全体的に白く、下にマトウダイが3匹左を向いて並んでいます。
ちなみにマトウダイ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%80%E3%82%A4

私がタイトルで全部ひらがなのものは、2つの言葉で表せます。
まずは「春をマトウと」。マトウダイと春を迎えてくださいな、って意味です。
もう一つは「春を待とうと」。正確には「春を待とうと並んでます」といったかんじです。

この作品は薄美濃和紙に描いています。パネルに別の和紙を貼り、その上に銀箔を全面に貼り、その上に薄美濃。マトウダイ以外の部分は何もしていないので、和紙の美しさと光によって箔の輝きが隙間から見えてキラキラして見えます。これは雪のイメージ。
そしてマトウダイはそのままの色ではなく、かなり白く、淡い色でまとめてあります。パステルカラーよりも白寄り。マトウダイも見る角度によって色が強く見えたり、白い線描きがはっきり見えたりとします。この絵は見る角度によっていろんな楽しみができる絵だと私は思います。

この絵は2月に描いたのですが、今年は雪がとても多く、この雪が全部溶けて春はちゃんと来るのかい?と心配になるほど降りました。また、311から1年が経つということで、前向きになれるように、少しずつでも前に進めるようにとマトウダイを左向きに並べました。
日本の絵巻、現代の本も大体そうですが、物語は右から左に進むのです。

雪の中でひっそりと静かに、でも前に進もうとしているマトウダイ。

そんなイメージで描きました。






大塚、意外とちゃんと考えてる・・・・・・!!!(笑)




作品についてちょろっとどころじゃなくなりました、すみません。
ですが「作者はこういう考えで描いたのか~」と知った上で見ると、何も知らずに見た時とはまた違った見え方ができて楽しさが増すと思います。
最初にも書きました通りすでにお披露目されたことのある絵なので、今回はお話ししてみました。

こんなに説明しといてあれですが、同時に2作品見られないかと思います。35名の作家が参加しているので。

初デパートなのでわからないことだらけです・・・。



シシャモとマトウダイをよろしくお願いします!



来週金曜からの個展に出す作品、最後の小品を今日仕立て屋さんに出しました。


終わったーーーーーーーーーーー!!!


考えてみれば秋のグループ展が始まったときに制作を休憩して、それ以来11月から修了制作、損保の作品、グループ展に出す魚シリーズ、そして個展の絵と休み無く制作していました。
卒展の東京会場にも本来ならいなければならなかったのですが、個展用の絵が終わらず…初日しかいなかったのは良くなかったと思います…。申し訳ありませんでした。


制作ラッシュは一段落。いや、加筆する作品があるけどもそういうことにしておこう

(笑)


展示ラッシュも今月末で終わります。
4月からしばらくは制作休憩に入ろうかなーと思っています。
よく「早く絵を描きたい!」とか「毎日描いていないと!」とか聞くのですが、
私はそういうのが無いんですよね。
しっかり休みを入れた方が目も頭もリセットされて、
観察力も集中力も描写力もあがるんですよねー(気のせいじゃないと願いたい)。

まぁ、休むって言ったって最長1か月くらいでしょう。前回の休みもそれくらい取ったし。
8月上旬にもしかしたら展示が入るかもしれないし、出したい公募もあるし、
大きい絹本に魚を描きたくなっちゃってるので(笑)


個展には山形の卒展で出した作品4点に新作3点(大きめの1点、小品2点)!
卒展東京選抜に出した作品1点、個展にも出します。
つまり山形展をご覧になっていない方には、ほぼ初見作品ばかりとなります!

23日は18時からオープニングパーティーがあるので、ご都合よろしければぜひ!
ポスターハリスギャラリーにて、よろしくお願い致します。

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