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大学に入学したのが2006年。
大学院に進学したのが2010年。
学生を終えたのが2012年。
昨年もバイトをしつつ、山形で生活をしてきました。

6年と8か月かな。
地元群馬での生活の次に長くいた土地となりました。
春が短くて驚き、夏は夜涼しくて驚き、秋も短くて驚き、冬は雪の量に驚き。
山形はいろいろな思い出が詰まった土地です。


そんな山形と21日付けでさようならをしました。



理由はいろいろありますが、
やはり絵を続けることと生活をしていくことを考えての引っ越しとなりました。

大学院の時にも修了後のことを真剣に考える機会がありました。
そのとき、自分がやりたいことってなんだろうと考えたとき
まず山形に定住するのは違うと思ったのです。
うまくは言えなのですが。直感ですかね。
私の制作で絶対山形にいなくちゃいけない理由があるかと言われたら
「ない」と答えが出ていました。そりゃ、海沿いならとても良いですが(笑)、
そんなこと言ったらほとんどが海あり県ですからね。

あと、人物を描くようになって思ったのが
多くの人と出会った方がいいということです。
会って話をするという意味ではなくて、
人混みの中に自分を置いて独りを感じる方がいいと。
山形から東京へ出るというのを何回もしてきましたが、
その度に「自分は独りだ」と思えて、不思議な気持ちを充電して山形に戻っていました。

実は私、東京がけっこう好きなんですよね。
物がいっぱいあるとか、生活しやすいとか、刺激を受けるとかそういう理由じゃなくて、人がいっぱいいすぎるので人混みの中に自分を置けて、孤独を感じられるから好きなんです。
一応言っておきますが、人混みが好きなのではないです(笑)
それぞれがそれぞれの目的をもって四方八方に進んでいく人たち、という意味の人混みです。



「大塚さんと作品の女性たちには距離がある。
 近過ぎず、遠過ぎず、その距離が心地いい。」


昨年高島屋で一緒に展示をさせて頂いた及川さんの言葉です。

山形では人が近過ぎたのかもしれません。
この感覚(特に東京が好きな理由)が読んでいる皆さんに伝わるかわかりませんが、
絵を描く者としての大塚怜美は、孤独を好むようです。





20代は山形にいようとも思っていたのですがね。
ちょっと予定が早まったということで。
ありがとう山形。さようなら山形。



初新幹線でのちまきさんはとっても大人しくお利口さんでした。
新居にはまだ慣れていないようですが、二人で仲良くやっていこうと思います。

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