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ここには宣伝も何もしていませんでしたが、昨日三菱商事アート・ゲート・プログラムのチャリティー・オークションが行われ参加してきました。終わったのでここで私の考えを書いておきたいと思います。

まず、これは公募であり、応募条件は「現役学生または卒業して3年未満のプロを目指す若手アーティスト」です。合格した作品は1点10万で買いとられ、オークションにかけられます。そしてオークションで10万以上で落札された場合、オーバーした金額の半分がアーティストに入るという流れです。

応募したことを知った方数名に、「なんで大塚さんが?」と聞かれました。その質問をされた方は「大塚はすでに有名だ、経歴もすでにあるじゃないか」という理由からでした。
確かに大学院1年の時から現在まで全て企画展(自分で参加費や場所代を払わない展示、呼ばれて参加する展示)でやってこれていますし、日本橋髙島屋をはじめとする百貨店や佐藤美術館でも大学を出てすぐに展示をさせて頂きました。雑誌にもいろいろ掲載して頂いてきました。自分で言うのもおかしいですが、順調です。


でもそれは周りに恵まれてたまたまうまく続いただけで、私も「卒業して3年未満のプロを目指す若手アーティスト」の1人に過ぎません。自分では無名の作家だと思っています。

「なんで大塚が?」と言って下さる方は、私のことをご存知な少数派だと思い応募しました。ただ、応募はしたものの、落ちるかもしれないとも思っていました。これは公募でもあると同時に若手アーティスト支援事業なので、もし審査員の方が「大塚はほかの人よりは経歴もあるし、名前も出てるし、ここで援助しなくてもやっていける」と判断されたら落選するだろうと思っていたからです。それが2作品出して両方通った。つまりは「そういうこと」。いや、もしかしたら「これで大塚を落としたら自信をなくしてしまうかも!」という気遣いかもしれませんが(笑)

冗談はさておき。単純に「条件を満たした者が生みだした良い作品を合格させる」という、公募の当たり前な流れに入れたことは喜ばしいことです。
昨日会場でお会いした大半の方は私のことは知らないし、魚と人物を描いていることももちろん知らない。その中で自分の作品のオークションが始まったとき、パドルが何枚も上がったときは本当に嬉しかったです。今までとは違う経験が出来て学ぶことも多かったです。

応援してくださる方を裏切らないよう描き続けることに必死な、まだまだな新人の1人です。
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