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今日は佐藤美術館で2つ目のイベント、「もっと墨を知ろう」ということで京都造形大の青木芳昭先生による講演会がありました。墨の扱いは研究していましたが、墨について何も知らないので参加してきたわけですが、墨と言うより硯や水、膠の話がメインでした。
手帳にメモしたことをここに書きだしてみます。

・犬膠は良い膠
・食と美術は通ずる
・あきょう:ロバ100%の膠
・膠は兎
・日本は返品率(はがれ・色落ち・カビ)が高い
・自分らしく自分に合う道具を
・江戸時代じゃないんだから描く絵によって画材を選ぶ
 ↑これをやっていない人は絵を描いちゃダメ!

他にもいろいろ書いているのですが、一番刺さったのは最後の言葉ですね。
私は皆さんが思っている以上に道具にこだわっていなくて、もちろん道具にこだわる余裕が無かったという理由もありますが、学生のうちは道具にこだわるより描く力を身につけるべきだと考えていまして。力が無いのにいい画材を使っても、それは画材が勿体無いと思うのです。画材がかわいそう。
ただもう学生では無いですし、展示の機会を与えて頂いてますし、徐々に自分に合う道具たちをそろえていきたいと思ってはいました(正確に言うと、学部4年くらいから道具にこだわったらもっと良くなると言われてました)。そんなときに今日のこの言葉。さらには講義中に「あの作品あなたの?もったいないなぁ!」と言われて刺さる刺さる(笑)

講演会終了後青木先生とお話しさせていただいて、「毎年芸工大に行っていたのに僕の講義を聞いていないからあんなことになっちゃうんだ!」と言われ、まずは硯を変えてみなさいとアドバイスをいただきました。
13時から17時過ぎまでと長い講演会でしたが、最後まで楽しく勉強でき、次にすべきことと目標が出来ました。8月の個展では成長した作品をお見せできたらと思います。
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