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今日、明日と珍しくバイトが休みなので数年前から言っていた(笑)サイト改装をしてみました。
相変わらずのシンプルです。インデックスのページはちょっとうるさ過ぎたかな。
最近人物で展示をしているのに、名前で検索したら魚が出てきてしまった・・・
と戸惑う方もいるのではと思い、両方載せてみました。
不具合ありましたら言って頂けると助かります。




さて。早いもので、高島屋での展示が終わって1週間以上経ちました。
来てくださった皆様、本当にありがとうございました。


久々の東京だったので展示を見たりフラフラしたりしてきました。
てまひま展はおススメですね、山形にいるからっていうのが理由ではなく
単純に職人さんというか、その道のプロってやっぱりかっこいいなと。
水墨の展示を見に行ったり、妖怪についての講演を聞きに行ったり。
今までの東京ふらふらとは違う感じでした。楽しかったー!

そして折角東京に来たんだから最近めっきり放置していたファッション系の、
そうだ!ワンピースを買おう!新しいサンダルも欲しいな!アクセサリーも!
と新宿・池袋・下北沢・高円寺などぐるぐる回って、歩きに歩いて
唯一自分のために買ったのはこれ!










硯。



ワンピースが硯に化けましたよどろん。




見た途端「これは欲しい・・・!」と即決してしまいまして。
普段制作で使っている硯、実は1つだけで、



このように4つの墨をちまちまと磨っていたのです。
単色のそのままの色を使いたいのに混ざってしまうこともあり、
ときどきイライラしていたのです(笑)

しかも、



という状態なので新しいのが欲しかったのです。


ワンピースが化けた硯は本来、彩墨を磨る用らしいです。
微妙な墨の色の違いを使いたい私にはとっても良いものを見つけました。
ただ、触ると持っている硯より荒い気が・・・こればっかりは使ってみないとわかりませんね。
お値段1900円!お安いっ!失敗してもなんとか許せる(笑)

今年はこの硯を試したり、水の違いを試してみたり、実験をやってみようと思っています。

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現在、東京日本橋高島屋6階美術画廊Xで
「水墨最前線2012-朝倉隆文 及川聡子 大塚怜美-」を開催しています。


まさかまさかの場所です。

自分の作品が飾られているのを見たとき、嬉しくて笑ってしまいました。


1日が初日でギャラリートークもあり、水墨画だけど若手が描くということで
様々な年齢の方に来て頂きました。ありがとうございました。
緊張していたので日本語がちゃんと喋れていたか不安でしたが、
スタッフの方や友人には大丈夫だったと言ってもらえたので一安心です。


持って行った作品が多く、その中から選んで展示されると思っていたのですが、
なんと全て飾っていただきました!1人だけやたら多いです!(汗)

新作の小品3点と旧作2点は違うところに飾っていただいているので
スタッフの方に「違うところにも大塚の作品があると聞いたのですが・・・」
と言ってみてください。


初めて描いた作品から新作までがずらっと並んでいます。
朝倉さん、及川さんと「墨を使って描いている」という共通点だけの
面白い展示となっています。
13日までやっておりますので、ぜひご高覧ください。

ちなみに。
私の在廊予定は5日のお昼頃と、13日(時間未定)です。
よろしくお願いいたします。

です!

バタバタと準備をしていて書けませんでした…。


水墨最前線2012
日本橋高島屋6階美術画廊X


本日15時からはギャラリートークもありますので、よろしくお願い致します。
ビックリするほど更新ストップしてました。ごめんなさい。
やはり学生ってよかったんだなー・・・と思ってしまいますね。

現状をざっくりお話ししますと、アルバイトしながら制作してます。


制作してますよー。



実は




来月展示があるのです。





いつかは自分も!とぼやーっと思っていた所でまさかの展示です。
卒業してすぐ展示させてもらえるとは思いませんでした。




・・・まだ場所は言いません(笑)
会場のサイトに載ったらここにも書こうと思います。
たぶん、来週の前半には書けるかな。

ちなみに墨のグループ展です。3人でやります。
リーフレットの校正で作品を見たのですが、
自分だけ浮いている気がします。だってギャル!

3人の中で一番若手で、もちろん一番墨と接している時間が短い身。
あぁ・・・・・あぁぁぁぁ・・・・・・・。

展示タイトルが私にプレッシャーを掛けているだなんて言いませんよ。

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・。



がんばります。



ここに書いたつもりでいましたが、まだ書いていなかったと今日気付きました。
展示お知らせの掲示板をご覧になった方はご存知と思いますが、
4月25日から銀座三越でのグループ展に参加します。


「マイ・ファースト・アート」
2012年4月25日(水)~5月1日(火)
銀座三越8階ギャラリー


初めてのデパートですドキドキ。。。

出品作品は先月のSHINSEIDO SELECTION vol.2に出品していました
「阿弥陀の行方」と「はるをまとうと」です。

今日は展示前に作品についてちょろっとお話ししてみたいと思います。


まず、「阿弥陀の行方」。
新生堂HPで見られるので、アドレス書いておきます。
http://www.shinseido.com/ex/2012/01/shinseido-selection-vol2-exhibition.html
これはシシャモを描いたのですが、シシャモって売られているとき
口にストローが通してありますよね。あれが縦軸で、シシャモが横軸なんです。

そうですあみだくじです。

タイトルの阿弥陀はあみだくじのあみだ。
なので本当は「あみだくじの行方」なんですけどね。

さてここで阿弥陀如来についてですが↓
阿弥陀如来(あみだにょらい)とは、大乗仏教の如来の一つである。梵名は「アミターバ」、あるいは「アミターユス」 といい、それを「阿弥陀」と音写する。梵名の「アミターバ」は「無限の光をもつもの」、「アミターユス」は「無限の寿命をもつもの」の意味で、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。無明の現世をあまねく照らす光の仏にして、空間と時間の制約を受けない仏であることをしめす。(wikipediaより)

ここで私の絵に戻りますが、私の描いている魚は食べるようにスーパーで売られているもので、言ってしまえば死体です。ほとけさんです。ですが私が絵に描くことにより腐りもせず、(干されてはいますが)生きていた時の美しさを残したままでいられるのです。

つまり。


描いたシシャモ=空間と時間の制約を受けない仏=阿弥陀







大塚、意外と考えてる・・・・・!





(笑)







さて、もう一つは「はるをまとうと」。
こちらは写真をアップしていないので言葉で説明になりますが、絵は全体的に白く、下にマトウダイが3匹左を向いて並んでいます。
ちなみにマトウダイ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%80%E3%82%A4

私がタイトルで全部ひらがなのものは、2つの言葉で表せます。
まずは「春をマトウと」。マトウダイと春を迎えてくださいな、って意味です。
もう一つは「春を待とうと」。正確には「春を待とうと並んでます」といったかんじです。

この作品は薄美濃和紙に描いています。パネルに別の和紙を貼り、その上に銀箔を全面に貼り、その上に薄美濃。マトウダイ以外の部分は何もしていないので、和紙の美しさと光によって箔の輝きが隙間から見えてキラキラして見えます。これは雪のイメージ。
そしてマトウダイはそのままの色ではなく、かなり白く、淡い色でまとめてあります。パステルカラーよりも白寄り。マトウダイも見る角度によって色が強く見えたり、白い線描きがはっきり見えたりとします。この絵は見る角度によっていろんな楽しみができる絵だと私は思います。

この絵は2月に描いたのですが、今年は雪がとても多く、この雪が全部溶けて春はちゃんと来るのかい?と心配になるほど降りました。また、311から1年が経つということで、前向きになれるように、少しずつでも前に進めるようにとマトウダイを左向きに並べました。
日本の絵巻、現代の本も大体そうですが、物語は右から左に進むのです。

雪の中でひっそりと静かに、でも前に進もうとしているマトウダイ。

そんなイメージで描きました。






大塚、意外とちゃんと考えてる・・・・・・!!!(笑)




作品についてちょろっとどころじゃなくなりました、すみません。
ですが「作者はこういう考えで描いたのか~」と知った上で見ると、何も知らずに見た時とはまた違った見え方ができて楽しさが増すと思います。
最初にも書きました通りすでにお披露目されたことのある絵なので、今回はお話ししてみました。

こんなに説明しといてあれですが、同時に2作品見られないかと思います。35名の作家が参加しているので。

初デパートなのでわからないことだらけです・・・。



シシャモとマトウダイをよろしくお願いします!



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