作品紹介

現在、成城さくらさくギャラリーでのグループ展に出品している物です。



人物は「戦闘装備図」。
人物作品では初めてこの女の子のストーリーというか、
「これからこの子は・・・」というのがあるのですが、皆様はどう思われるでしょうか。




魚の方は「35.6594 139.7004」。
3月の個展に出しましたが、サイズを変えてみました。
自分の絵を切るって結構勇気いりますね。
タイトルの数字はある場所を示し、その場所とその場にいる人々を描きました。私が一番東京らしいと、良くも悪くも冷たく感じる場所です。タイトルの意味を知りたい方は、是非グーグルマップにコピペ検索してみてください。

11月17日までですので、よろしくお願い致します。

お知らせふたっつ

最近急に涼しくなって秋って感じですね。
芸術の秋！ということでお知らせを２つほど。

まずは展示のお知らせです。

白秋のたより
10月26日（土）～11月17日（日）
11：00～19:00　※日曜日（最終日含む）は18時まで
成城さくらさくギャラリー　http://sakurasaku-g.com/index.html

人物と魚、新作・近作を1点ずつ出します。27日と4日にフルタイムではないですが在廊予定です。
よろしくお願い致します。



次に掲載誌のお知らせです。
月刊水墨画11月号の特集「水墨の古典を今に生かす　現代作家たちの模索と表現」に作品とアンケート内容、野地耕一郎さんによる作品について（以前書いて頂いた「水墨最前線」とほぼ同じ文章）が掲載されています。
恐ろしいことに・・・好きな古典を挙げてくれといわれたのですが・・・



その好きな作品、鰭崎英朋「蚊帳の前の幽霊」の隣に自分の作品を掲載されるという公開処刑（泣）

というか。私の1人空気読んでいない感じが半端ない。
書き出しに「作家からのアンケートを見てみると中国北宋水墨山水を挙げている人が多いのに気付きます。」とあるのですが、私、江戸と明治です・・・。しかも浮世絵だし。事前に水墨画を必ず挙げなくてはなのかを編集長に確認、気にせず本当に好きなものを選んで良いとの返答を真に受け、１人浮いている作品チョイス。
私の作品が現代風俗で浮世絵を大いに参考にしていると知っている方ならわかっていただけると思うのですが、なんせ「水墨」の本ですから読者の皆様（主に60～80代）には「なんだこの若造は」と思われることでしょう・・・。
本屋では見れないので、県立（一部市立）図書館に行かれた際ご覧になって見てください。

悩みなんて、もうどうでもよくなりました・・・

雑誌掲載のお知らせです。



現在発売中の月刊美術10月号の特集「スターを探せ！日本画新世代50人の仕事」に見開き2ページで掲載していただきました。

校正の段階でページを見ていたのですが、実際本となって見ると驚きの連続です。
まず、数多く作家がいる中、この50人に入れたこと。次に特集ページの最初のページに作品を掲載していただいていること。そして、「編集部注目の逸材」として取り上げて頂いているのが3人で、その中に入っていたことです。
こんな・・・こんな凄い扱いになっているだなんて・・・！

私は特集の柱の１つ「日本画を超える個性派」に載っています。
そのせいなのか、文章がかなり面白いです。書かれた私本人が声を出して笑いました。本当に私らしい、私にぴったりな文章です。 見出しが「悩みなんて、もうどうでもよくなりました・・・」ですよ、ぶっ飛び過ぎでしょ（笑）

そして作家画像をここで使っているものを送ったら丸くなって・・・



ちまきの方が写ってる割合多い！これは猫が描いていると思われても仕方がないですね。



あと１４４ページの「展示会レビュー」にもししゃもが載っています。
編集長、私の作品を見て戦慄してたんだ・・・（笑）

そんなこんなで月刊美術10月号、是非ご覧ください。

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昨日、新生堂での【大塚怜美展】が終了しました。来てくださった皆様、本当にありがとうございました。始まると本当にあっという間で、疲労と睡魔と闘いながら描いていた日々がとても昔のことのように思えます。

実は、大学を出てからスランプというか、絵が全く描けなくなっていました。

私の絵をご覧になっている方ならおわかりになるとおもうのですが、アイディアがあってこその作品です。本当にアイディア勝負。それが昨年は全く出ず、出ないことにより焦って余計に出ず。負の連鎖が起きていました。個展のお話を頂いたのは昨年の4月だったかな。準備期間はたっぷりあったのに、全く作品を生み出すことが出来ず、スタッフの方にも相談し、「まだ時間があるから、焦らないで大丈夫ですよ。」と言って頂いていました。
今年になってからもアイディアは出ず、やっと以前の調子で出るようになったのは6月になってから。やっと描ける！と思ったもの束の間。今後は思い描く形が全く描けなくなってしまいました。描くこと自体はできるのですが、今まで出来ていた頭の中にある形をそのまま出すという行為が出来なくなっていました。
そのため事前に個展のお知らせで使う絵が準備できず、多大なるご迷惑を画廊の皆様にはお掛けしました。なので雑誌やネットの展示のお知らせは人物画はなく近作のシシャモしか載っていません。
うだうだ言ってても仕方がないし、描かないと展示は成り立たないし、とにかく時間を掛けていいから描き進めよう。そう頭を整理して描き進めていました。

反省点はいろいろ、多々あります。だけど、自分を成長させることができた展示になったのではと思っています。
うまくいかなくなった時のための、自分取扱い説明書が出来た感じです。

有難いことに次の仕事のお話もいくつか頂きました。本当に幸せ者です。
今回見て下さった方に「前よりも断然良くなってる」と言って頂けるよう、日々精進して参ります。
長くなってしまいましたが、今後も大塚怜美をよろしくお願い致します。

在廊時間変更のお知らせ

おはようございます。
今週金曜日で個展が終了します。まだご覧になっていない方は是非！

今日と最終日の在廊時間を変更しました。
両日13・14時頃からの在廊となります。
最終日は17時までなので、なるべく早く行くようにします。

よろしくお願い致します。